ベランダの実験室

思考の記録です。

優しさは、うどん(20190217)

 私の家には一人前の土鍋があるが、そこに水を入れて、ほんだしと塩と醤油を適当に入れる。その間にうどんひと玉を電子レンジに放り込み適当に加熱。ねぎを刻む。卵を1つ冷蔵庫から出す。ふつふつと汁が煮立ったら温めておいたうどんを土鍋に放り込み、面倒なのでねぎも入れて生卵を割り入れる。土鍋に蓋をして、弱火にする。さて、久しぶりにあのシーンってなんだったっけなと本棚からコミック本を取り出す。漫画の半分くらいまでぱらぱらと読んだら5分くらい経ったか。うどんは温めた状態で入れているのでそこまで火を入れる必要はない気がする。時間の節約。もういいでしょう。やけどをしないよう、ミトンで手を保護して土鍋を卓に持っていく。いただきますと手を合わせた後に、土鍋の蓋を開ければ、はい、これで幸せの完成です。

 コンビニ弁当とかカップ麺とかも好きだけれど、それを買うなら同じ値段で食材買い込んで麺があるなら炒めるなり茹でるなり煮るなりして適当に火を入れて料理ができるじゃないか。その方がずうっと健康的ってのは多分真理だ。その眩しさに抗いたくなって、ジャンクフードに走る時もあるけれどそれもまた楽しい。食べることが好きなんだから。

 食べ過ぎることなくお腹が満たされれば人間それなりに気分が良くなるもので、私はリュックを背負って出かけることにした。

 誰もいない小路を、松任谷由美の『やさしさに包まれたなら』を歌いながら歩く。「ちーいさーいころーはー、かーみさまがいてー」だいぶ気分が良い。ふふふ。うどんの温かな湯気は、多分私にとっての「優しさ」だったのかもなーとか思いながら、歩く。あとは公園に行き映画を見てミルクティーを飲んで帰りました。