ベランダの実験室

思考の記録です。

未知な言葉、ミルクティーにある(20190201)

 原材料名:牛乳、砂糖、紅茶(アッサム)、脱脂粉乳デキストリン、クリーム/乳化剤、香料、甘味料(アセスルファムKスクラロース)、安定剤(カラギナン)、セルロース

 私が今ごくりと飲んだミルクティーの原材料みたいです。ふむふむとラベルを読み進めていくのは、下手な怪談話よりホラーでしょうか。人によっては「こんなにも添加物を自分は飲んでいるのか!!!」と嫌悪感を抱くのか。でも大体の人が普段飲んでいる清涼飲料水はどれも同じようなものだと思うなぁ私。今更だろ。

 別に「添加物ぎっしりなので飲むの嫌になっちゃった」ってことを言いたいのではない。まあ、もう一口ごくりと飲んだこのミルクティーは激烈に甘ったるく、べたっと舌に纏わりつきとても美味しいとは思えないけれど、それでも嫌になるほどではない。ミルクティーはなかなか商品のレパートリーが少なくて、午後の紅茶紅茶花伝とは違うミルクティーが陳列されていたら挑戦してみたくなるもんです。

 まずは日本語が面白いのだなということに気がつきます。アセスルファムKってなんだ。Kってかっこいい。Mじゃダメだったのかなとか。本当にこの世の中には色々な名前がありそれをすべて知ることなど到底かなわないけれど、どこかの誰かはそれを何かと区別するために名前をつけた。そのことがすごいと思った。

 次に、私がこのミルクティーを一口ごくりと飲むことで、デキストリンとかスクラロースとか乳化剤とか、これだけの成分が体内に流れ込んでいくのだなぁということが不思議です。

 最後。この飲み物、私が好きな珈琲チェーンが監修?というか製造をしているようで(どの店かは推理しないでください)それを知ったら、あれだけ「美味しくない」と思っていたのに、ちょっとだけ美味しく感じてしまった。自分の舌の単純さを恥じると共に、日ごろの信頼、思い込み、イメージが人をいかに惑わせるのか、ぴりっとその恐ろしさの端の方を味わった気持ちです。

 「美味しくない」というのは、これはお店が悪いとかどうかの問題ではなく、ミルクティーという飲み物は長期保存には向かない繊細な飲み物ってことかもしれません。きっとそうだと思います。自分で作るのもなかなか難しいなと思います。

 原材料名は未知なる言葉にたくさん会えた。時に、使い慣れていない言葉を、読むだけでなく入力したり発音したり手書きで書いたりすると面白いですね。アセスルファム、K。