ベランダの実験室

思考の記録です。

氷が溶けかけたオレンジジュース(20190114)

 資本主義の巣窟みたいなところに行った。

 「資本主義みたい」と私が思うときに使われる「資本主義」はきっと私の中で自由に構成されてしまった定義に基づく資本主義だから、本来の意味ではないと思う。私が思う「資本主義」っぽいところに出かけた、ぐらいに捉えていただければと思う。

 別に嫌いではないのだ。むしろ好きで、毎回楽しみにわくわくしながら行く。ただ、帰るとかなり疲れる。まあこれはどこに行くにも関係なく起こる現象だから、その場所に行ったことで特別疲れるのかどうなのか、まだよくわかってない。疲れることは事実だが。

 資本主義の巣窟みたいなところで、オレンジジュースを買った。

 普段は全く飲まないのだけれど、何故か飲みたくなる。資本主義的な力が作用しているのだろうか(なんだ資本主義的な力って)。ジャンキーな食べ物が食べたくなるし、たくさんたくさん買い物をしたくなる。で、後悔する、ってところまでが1セットだ。

 オレンジジュースには氷がほどほどに入っていた。ずーずーと私はストローでジュースを吸い上げる。からからこらこら音がする。

 美味しいんだよなあ。なんでこんなに美味しいのだろう。アップルジュース、グレープジュース、そしてオレンジジュース。この3つは本当に美味しい。普通に飲んでも美味しいけれど、私のお気に入りはちょっと氷を溶かして薄まったジュースを飲むことだ。しっかりとではないけれど、ほのかに、というほどでもない絶妙な濃さ。誰も再現しようがないこの濃度を私は愛してやまないのです。

 私は夏でも冬でも飲み物に氷を入れたがり(体を冷やすのは良くないらしいってのは知っているけど)アイスコーヒーもアイスティーも氷を抜いてもらうことはまずない。ただ面白いのはジュース御三家は氷が溶けることを愛しいと思えるけれど、コーヒーや紅茶はそれが許せないのだな。味が薄まってしまうのだもの。だから私はなるべくおいしいうちにずーずーと飲んで、それでも飲みきれないときは味を諦めて渇きを補う単なる飲み物として頑張ってもらうのだ。

 氷が溶けかけたオレンジジュースは最高に美味しい。また会う日まで楽しみにしています。