ベランダの実験室

思考の記録です。

無題64.txt(20181110)

同期のパソコンを仕事で整理していた。

その人はもう使わないということで私に回ってきた端末なのだが、煮るなり焼くなり好きにしてくれという許可はもらったうえでその端末にしか入っていない資料などを寄り分けていた。

人のパソコンを勝手に見る機会は少ない。人の部屋に足を踏み入れる機会がそれほど多くないとの同じように。仕事で使う端末ということでその人の嗜好なんかが透けて見えない分誰かの部屋を覗き見るよりストレスが少なく、しかし、なかなか面白い作業であった。

例えば、デスクトップの使い方とか。

例えば、ファイル名のつけ方とか。

例えば、フォルダの構成とか。

 

私はデスクトップに物を置くのがあまり好きでないのか、とにかく見えないところに隠したいみたいな心理が働くが、その人はデスクトップを最大限に使用していたり。

興味深かったのは、単なるメモ帳、テキストファイル。ちょっとしたメモ書きを書いているものなのだが「無題71.txt」とか「無題64.txt」といったテキストファイルがごろごろしていたこと。一体何なのだこれは…。そのテキストに何が書かれているのか、この端末のかつての主はわかったうえで日々仕事をしていたのだろうか…私なら絶対わからん。

 

パソコンが好きだ。実は好き。

キーボードでテンポよくタイピングするのが好き。情緒はあまりないように思える世界だけれど、それでも人間が使っている道具だもの、面白いところはたくさんある。