ベランダの実験室

思考の記録です。

メロン(20180927)

メロンを食べた。いつぶりだろう。とにかくメロンを食べた。

 

テーブルの上にラップにかけられたカットメロンが置いてある。私はその横でぴこぴことスマートフォンを操作している。音楽を聴いて、文章を読んで、動画を見て。

そのうちに、ただならぬ匂いが空気を覆っているのに気づく。メロンの匂いだ。

 

メロンにはアルコールが含まれているのではないか。そう錯覚してしまうほどに、むせ返る匂い。酔う。「メロンに酔いました」なんて聞いたことがないけれど、なんだか頭がクラクラしてきた。食べることにする。

 

カリッとメロンに齧り付く。果汁が口の中に溢れる。そして、やはりあの匂いが鼻に抜ける。メロン独特の、なんとも言えない魔法の香り。美味しいなぁ。メロン。メロンは高いという。メロンは自分で買うのではなく、誰かからいただくから美味しいのだ。私もメロンを送れる人間になりたい。

 

私は、自分が幸せだと思った瞬間をとりあえずメモに残しておきたい。でないとこの世の中を生きていくのは難しいからだ。いちいち感激したい。メロンにも、氷結にも(そうなのだチューハイの氷結の空き缶が道路に打ち捨てられているのを、最近立て続けに目撃したのだ。私がそれぞれ目撃したのは同一氷結さんなのだろうか)感動したい。

 

今度メロンを食べる時は、どんな自分になっているだろうね。今とは違う人間なのだろうな。それが生きるということ。