ベランダの実験室

思考の記録です。

飲み会 vol.2

「今日はありがとうございました〜」「ごちそう様でした、美味しかったです〜」と笑う。そして笑みを浮かべながら、赤ら顔で大きな声で会話が弾む集団に背を向ける。乗り換えの駅で一人下車するこの瞬間が、私は好きだ。

ニコニコと笑みが張り付いた顔を瞬時に真顔に引き戻すその瞬間。解放されたことへの安堵と、早く自分の好きなことでこの数時間の記憶を上塗りしなければという義務感に駆られるこの瞬間は、甘美といえばそうなのか。

飲み会が私はそれほど好きではない。

目の前に並ぶ大皿の料理。私が独り占めしたい。思いっきり行儀悪く、タレに白米を絡めて食べたい。

 

いつまでこの不毛な文化は続くのだろう。そう考えてしまう。

 

飲み会が嫌いなのではなく、あの人達と飲むのが好きではないのだ。それを忘れてはならない。