ベランダの実験室

思考の記録です。

嫉妬

普段あまり人を羨むことがない。

なりたい自分はいる。自分に足りないものがあることも知っている。人とうまく仲良くなれないし、ださいなぁと思う。頑固だし。けれど、今の自分はかつての自分が「こんな風に生きたいなぁ」という結果であり道の途中でもあることは認められる。それは多分幸福なことだし、だからここまで生きてこられたというのもある。自分から身を投げる形で死ななくて済んだ(今のところ)。

基本的には嫉妬しないのだけれど、時々、本当にハッとするくらい綺麗な文章に出会うことがある。道端でひっそりと咲くたんぽぽの黄色が鮮やかでハッとさせられるのと同じ感覚。力強く、その人にとって本当のことを言っている、と感じられる文章。

すごく羨ましい。

ああ!!!私がその言葉を言いたかったのに。その感情を言葉にしたかったのに!!!

そう思うことがある。素敵な文章に出会うときだけ、私はちょっと悔しい。いや、だいぶ悔しい。悔しい。ただ、それだけ。

今日も私は誰かを羨んだりしながら、何か考える。

綺麗な言葉を吐きたければ、書くしかないのだ。