ベランダの実験室

思考の記録です。

私がまず魅かれた人の話

  仕方がないからここに書こうとする。
 別に特別な感情はなくて、そういや書こうかな〜ぐらいの気持ちである。

 私がまず魅かれた人の周りは、今、なんだか大変そうである。
その人は10月から出るアルバムには参加しないんだって。事務所のアイドルが一堂に揃う(まあ、もう「一堂に」なんて言葉薄っぺらいけど)音楽イベントにも参加しないんだって。ファンからは脱退しろ、とか言われているらしいし、もうみんな面白がってるでしょう?という領域だ。もちろん彼に対して心底怒っている人もいるだろうし、まあまあそう怒りなさんな、私の推しが無事ならそれでという人もいるだろうし、人の数だけ主張はバラバラで、私もそのうちの1つなのだと思う。どれも否定する気にならないし、どうでもいいと思いたい、という部分も正直ある。
 もうなるようにしかならないし、事務所と本人とメンバーで議論しあって、その決めたことを誠意を持って全うするしかない。だから、私は特に何も期待しないし何も望まないしガッカリすることはない。ただ、彼のことは書こうかなと思って、こうして文章を考えている。

 私がまず魅かれたのは、その容姿だった。KPOPアイドルだけど日本人受けしやすそうな顔だち。そして、目立つわけでもなくキラキラしているわけでもなくしかし何かが不足しているわけでもないという「不足」があるところに魅かれた。
 こう表現するとすごい失礼なのだと思うけど、私はあまり「グループのセンター」みたいな圧倒的な人、キラキラしている人、容赦ない人に惹かれない。どちらかというと目立たず、癖がある人が気になってしまう。まあ、私がそういう人間だからかもしれない。
 実際に私が接するとすれば、複雑でややこしい人と同じくらい、単純でカラッカラな人も欲してしまう。その真っ直ぐさに憧れ、救われるから。が、話はアイドルである。とにかく私はややこしそうな人を好きになる傾向があって、彼もそういうタイプそうだった。そして。それは多分外れてない。
 器用で、だからこそずば抜けた何かがなく、自信がなさそうで、「中間管理職」なんて評され。そういう彼が好きだった。彼が結果的にどうなるのか、次の楽曲ではどうなるのか、どう魅せてくるのか。他のメンバーより気になって仕方がなかった。それが、私が彼に惹かれた理由。
 結婚しても、それまでの道のりや結婚した後でファンにとっては酷いと思える対応をしたとしても、私はさほど失望しない。それでこそ彼なのであり、納得できそうな気がしてしまったから。彼が何を思っているのかは知らないが(もしかしたら「正義は我にあり!」って感じなのかもしれない)それでも大変だろうなぁ…。何かを後悔してたりしていたら尚更(あまり後悔はしてなさそうだが)。


 とにかく残念である。
 そう、それだ。


 なんで、なんでそうやって自分で自分を貶めることをするんだ。誰かが否定したとしてもそれは関係ない。だけど、あなたは自分で自分を貶めているようにしか思えない。これから自分が渡る橋を片っ端から壊しているようにしか思えない。そんなことやめればいいのに。

 

 書いていて、ここまで行き着いた。なかなか書いてみないとわからないものだ。

 そして、思う。別に他人事じゃないということを。それも私が彼に魅かれていたところだということを。自分でも思うところはあるのに、自分の人生台無しにするようなことをしてしまうことを。私は少なくともそういうところがあるから、彼をめぐる話はあんまり愉快なものじゃない。推していたからってこととはまた別で。
私という人間は、割とどうしようもない人間だってことを私はここ数年考えていたから、全然笑えないよなぁ。

 ということで、しばらくはゆっくりすれば?という感じだ。周りはうわーっと言うけどさ。気にせず。そんなアドバイスをする人は、彼の周りにはいないのかもね。


 ということで、この話はもうおしまい。
 私は自分で自分の人生壊さないように、日々恐々と生きることにするよ。