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祝福の日々

私-好きなこと=ブログ、です。

道端で見る「信じていそうな人」の話

 毎朝毎朝、電車に揺られ、たどり着くのは一方向に向かってひたすら歩くスーツ姿の人の群れ。強烈に「○○がしたい!」という感情もなく、ただその群れに混ざって歩くことも慣れてしまった。

 同じ道を歩きながら気がつく。たまに冊子を片手で掲げながら動く群れをにこやかに見つめている人たちがいるということに。珍しい光景ではない。ずっと前から違う場所でそういう人たちはたくさん見てきたから。

 人の人生に対して、何か口を挟むだけの特別な何かが、自分にあるわけはない。人が何を信じようが、どんなことを考えてようが、基本的には関わらないという姿勢をとっているけれど、あまりにもにこやかにその人たちの顔は微笑みに包まれているから、私はついじっと見てしまうのだ。

 基本的にそうやって道端に立って冊子を掲げている人は、満ち足りてそうだ。幸せかはわからないけれど、何か足りているようなオーラがある。私も何かを信じれば満ち足りた気持ちになるのかな。でも「信じる」って意識的に行うというよりは、状態のようなものだと思うのだ。いつのまにか「そうなっている」という感じ。だから、違和感を感じている段階では私は信じていないんだろうなぁとか色々。私だって何かを信じていて、でもそれを今すぐ言語化することはできないだろうなぁ、と。私、何を信じているのだろう。 

 信じる、ね。難しい問題だこと。