ベランダの実験室

思考の記録です。

自分で生きること 他

自分で生きること 

  基本的に、私は後悔をしない人間である。

 色々考えてみると、どうも私という人間は「その時」を冷静に見つめるのが苦手なようだ。刹那的というか、その場その場で生きているというか。今自分がやっていることがどこにつながるのか、これまで生きてきてこの先ある程度生きていって、その流れの中でどこに位置付けられるのか、そういうことを考えるのが苦手だ。まあ、みんなもそういうことは考えていないのかもしれないけれど。後悔はしないが、今から「あの時」を見つめることはできる。で、時とは不可逆なのだよなぁ、と思ったりする。時間は巻き戻せない。

 強烈に「○○したい!」というものがないのか、ここまで流れるように生きてきて、その度にどこかに行きついて。そういう生き方は、正直とても不安だ。どこにたどり着くのかわからないし、傍目から見て、目標があってそこに向かって着実に頑張っている人の方がすごいと思ってしまうからだ。いいなぁ、そうやって頑張りたいことがあって、なんて考えたりもする。

 怖いなぁ。怖いけど、冷静に考えてみれば怖いことなんか何もないのに。気を確かに。肩の力を入れすぎず。今までどう生きてきたのか、どう生きることができなかったのか。そういうことは考えまい。せめて、明日はきちんと生きるのだ。自分がやりたいことをやるのだ。

カゴの中身

 そういうことをしている自分、悪趣味だよなぁ~と思いつつ、私はスーパーやコンビニに行ったときに他のお客さんの買い物かごをよく見てしまう。面白い人は本当に面白い。生活の様子までは想像しないけれど、自分が手にとるものを必ずしも他の人は必要としておらず、自分にとって価値ないものをたくさん買い込む様を見ていると、ほんと色んな人がいるものだと驚きと安心感を得られるのだ。他の人がどんな生活をしているのか、私は私の生き方しか知らないから、他の人の「中身」が気になる。買い物かごの中身は、そんな「中身」の一部である、と考えることもできるだろうなぁ~と。