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祝福の日々

私-好きなこと=ブログ、です。

20161120 (アイドルにおいて)「性格が悪い」ということを考えてみた

つぶやき

  隣国のアイドルがそこそこ好きな立場として、アイドルを好きになるということはなかなか大変だなぁと思うのだ。そこで度々聞く「○○ってあんな顔しておいて本当は性格悪いんだぜ」という物言い。これってあまりに色々なニュアンスを内包しすぎてよくわからんことになっていないか?とふと思った。何故アイドルは「実は性格悪いんだぜ」と言われるのか、考えてみたい。

 

①まず「性格悪い」ってなんなのか

 私はほとんど友人がいない人間で、人脈がとても狭い人間。なかなか友だちを作ることができず、「それって私が人間的に何か不足しているものがあるから、悪いところがあるから」と思っていた。今はそうは思わないけれど。で、学校のカウンセラーのおじさんにこんなことを聞いたことがあった。「悪い性格ってなんですか?」おじさんは答えてくれた。「正確に「良い」「悪い」なんてないんだよ」ほー。なるほど、そういう答えがあるのか、とそれだけ覚えている。そもそも人によって「良い」「悪い」と感じる判断って微妙に異なるものだ。私は別に時間に間に合わない人やドタキャンする人を「悪い性格」だとは思わない。面白いと思う。だけど人によってはそれを「許せない」「ふざけるな」と思う人はいるだろうなぁ、と。だからここで言いたいのは「悪い」という性格は人によって若干違うのだろうなぁ、ということ。「悪い」って何だ一体。「自分にとって都合の」「悪い」性格なんじゃなかろうか。「性格悪い」って便利な言葉だけど、もうちょっと細かくしたほうがいい。もっと言いたい事があるだろうに「性格悪い」でとりあえず語っておけ、的な雑さを感じなくもない。

 

 ということで、「性格悪い」という言葉には要注意。

 

②アイドルにとって「性格が悪い」とは

 アイドルにとって「性格が悪い」ってなんだろう。もう色んな使い方をされていてよくわからない。まず「○○が性格が悪い」といったとき、その人は、○○に対して良い印象を抱いていないことは確実だろう。だって性格悪いって言ってんだから。あとは、どういうことに対して「性格悪い」って言われているかによるかもしれない。アイドルとしての行為なのか、人としての行為なのか。

 アイドルとしてなら、ファンサービスが雑、笑顔見せてくれない、客の顔見ない、ファンの差し入れを雑に扱う、裏で煙草をやっていた酒をやっていた、服のセンスがありえない、空気読めない発言をする、、、、、、?「性格が悪い」と呼ばれる事象をあげるのが結構難しいな。考えてみれば、これらは「アイドルとしてふさわしくない行動」であり、それは、その人のアイドルという仕事に対する職業意識の問題でしょう?と思った。そこがアイドルとファンの双方に一致していなかったら、そりゃ納得いかないことが増える一方だ。

 人としてなら、なんだろう、暴言吐いた、ずっと不機嫌で愛想がない、誰かを無視している、いじわるしている、昔いじめをしていた、食べ方が汚い、人に誠意がない、、、、、、、など?誰かに対して「性格が悪い」というなら、その要素を挙げてみればいいのよね。そう言われる事実があるはずだから、それを挙げた方がいい。

 

③アイドルとして好きなのか、人として好きなのか

 ファンとしてもどちらなのか考えるべきかもしれない。私はその人の「アイドルな部分」が好きなのか、それ以外でも全てにおいて好きなのか。

 

 これ、褒めている話だけど、私はEXOのベッキョンが好きである。なんか色々と噂が付きまとっている彼だし、私のきょうだいに聞くと「べくは性格悪いからね」とばっさり返されたのだが、私は彼が好きである。それは彼の魅せ方が上手いからだ。持ち物を把握したうえでそれをどう活かそうか、意識的なのか無意識的なのか、そういう心がけがわかるからだ。なので彼がプライベートでどんな人なのかそんなのは気にならない。だってあくまでステージの上の彼が好きなんだもん。あ、褒めてるからね。

 

 例えば、私の好きなVIXXのえねねんに彼女がいて、それがすごい悪い形で世間にバレちゃって、グダグダな恋愛だったとして、そうしたら多分私は落胆する。それは「えねねんはそういうことをするような人ではない」という期待が裏切られたから、だと思う。人は裏切られたと思うと猛烈なパワーを発揮する。

 

 アイドルというのは難しい。当人にとっても。だってファンによってその人に期待することは微妙に違うからだ。何をしても「あなたはそうじゃない」とか言われちゃう日には、私は世界で生きていくことなどできないだろう。

 でも、私は自分の身近な人のことですらよくわかんないのに、異国の大体が作られた映像と音の中でしか会うことができないアイドルのことなんて何がわかるのだろう?もちろん所作や言葉選びでわかることはそのまま受け取っていいと思う。だけど全然わかんないことだらけなのだと思う。思っている以上に。

 

 最後に。私は以前好きなアイドルに結婚されたことがある(あ、それ自体はとても喜ばしいことなんでしょう)。その結婚をしたことで、相当ファンを失ったと私は思っている。私自身、結婚のごたごたで彼の行為には正直悲しんだし、何よりファンが彼の元から去っていくこと、もうこのグループに彼はいなくていい、という声があることが悲しかった。が、私は今も彼が好きなのだと思う。結婚云々の話は、なんとなく彼らしいと思っちゃった。そういえば私の好きな彼はこういう人だったな、って。私はそういうところも好きなところだったんだそういえば、と。ああ、何が言いたいのだろう。そう、その時、「好きな理由」がわかったことで、落ち着いちゃったところがあるのだ。自分はどこまでならアイドルとして人として許せるのか。そういうボーダーは、この人のこういうところが好き」でわかることがあるのだな、と。

 

 大切な心構えとして私が持っていたいのは、「性格が悪い」とかで暴力的に表現されてしまう物事を細かく見てみよう、ということと、所詮私らが知りうるものは限られて編集されたものである可能性が高い、ということぐらいだろうか。

 

 これからも素敵なアイドルライフを送っていきたい。