ベランダの実験室

思考の記録です。

20161114 【アイデア】「私,人としゃべるの苦手だわ」という意識で生きる

  人としゃべるのが苦手である。

 

 「コミュ障」という言葉が生まれてしまうくらい、現代日本人にとって「コミュニケーション」というのは大きな存在らしい。

 私の感覚では、とにかく人とうまくコミュニケーションできる人は、どこに行っても大丈夫、なぜなら誰かに話しかけ助けてもらえばいいのだから、という認識がある。コミュ力が高い人は、強い。

 

「私しゃべるの苦手」問題

 「人としゃべるのが苦手」

 この一文。短いセンテンスだけど、深い問題が秘められていると思う。

 「苦手」ってあるけど、何が・どんなふうに苦手なのだろう?多分使っている本人によって、全然違うことを表現しているのではないかと思うのだ。

 

 私の場合はこうだ。

・人と雑談をするのは大丈夫。初対面の人でも、話を振ることは可能。

・だけどそこから深められない。なぜなら(私が)興味を抱かない人と話すのは無駄骨だと思っている節があるから。

・自分の感情や言いたいことを言うのも苦手。

・思っていることを今この場で伝えていいのか悪いのか、それを考え最適解を求めるのが疲れるから。故に、何も考えていないから何も言えない、ではない。

 

 しかし、中には

なかなか自分の意見が持てなくてしゃべれない、とか

目を見て話すのがどうしても苦手、とか

お互いの仲を深めていければ誰とでもしゃべれる、とか

 

人によって「喋るの苦手」は様々だろうなぁと思った。

 

 

 この「人と喋ることが苦手」問題。

 何が苦手なのか、どんなふうに苦手なのか、それはどういう要因があるからなのか。

 この分析なしに、対処することは困難な気がしてきた。

 

 自分には何ができて何ができないのか、それを見定めたうえで、何とか生きていく。

 

 20年余り生きてきて、ようやくわかってきた気がする。

 前は「できないことはできるようになろう」なのだけど(至極「回復志向的」)そううまくいかないことがでてきた。「できないことは誰かの力を借りて、できることは伸ばそう」という方向性にシフトせねば。

 

 

 さて、私の「喋るの苦手」は細かく分けるとどうなのか。考えてみた。

 

◎(考えて練習した)プレゼンはできる

  私の良いところは、声がはきはきしていて良く通ること、だ。これは結構負けない。

 接客業のバイトでもこの特性は発揮できていて、印象はいいと思う(多分)。

 考えて、練習して、事前に準備したプレゼンテーションなんかは多分できる。

 それゆえに、「明るくてはきはきしているよね」と言われること多しだが、誤解である。そんなことはない。

 

△アドリブは微妙

 準備した事柄を話すならいいけれど、アドリブで話す必要が出て来るとキレがなくなってくる。よからぬことを口走ったり、冷静ではいられなくなる。

 

△世間話

 世間話も微妙である。その場その場で要求される答えを返さないといけない、と必死になって疲れる。そして実際話は続かない。後で自己嫌悪。

 

〇接客

 大丈夫。店員、という魔法のような役割があてがわれていると不思議と生き生きとしてくる。

 

△自分の嗜好とそぐわないこと

 こだわりが強いあまり、自分の好みや価値観とそぐわないことを喋るのは好きではない。つまり、自分にとって「良い」と思えないことは勧められないし、嘘もつけない。適当に喋ることができない。 

 

×落ち着いて自分の考えを表現する

 ここが苦手意識を持っている部分なのだと思う。

 動転すると、自分の中で情報を省略したり表現を間違えたり、相手に「?」と怪訝な顔をされることがよくある。言わないと言わないと、という意識が強く働くのだろう。さらに上手く言えていないからますます焦る。悪循環。

 平常時でも、自分の意見を果たして言っていいものか、どのくらいの表現でいいのか、そういうことをよく考えてしまう。気疲れがハンパない。そして喋りたくなくなる。言いたいことがサッパリ言えていないことにストレスも感じる。

 

これを踏まえて

 それらを踏まえて、私が考えたことは

・「喋るのが苦手」ではある

・が、それらは細分化して考えるべき

・事前に準備をしておくと喋りやすい

・雑談は軽く考えすぎないようにするともっと喋ることができるかも

・「喋らないと」と考えすぎると、ますます調子が悪くなる恐れあり

 

 私は「喋る」ということにおいて、大丈夫なこととダメなことがあることがなんとなくわかった。それらを混同しているから、「私は人前で話す事が苦手ではないけどしんどいよね」とか「もっと喋ることができるようになればいいのに」と必要以上に追いこんだりしていた。

 

 自分の現状をしっかりと押さえたうえで、それぞれできることを地道に伸ばしていこうと思った次第。

 

 なので「私、人としゃべるの苦手だわ」という意識は持ちながら、なんとかできることをやっていきます。