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祝福の日々

私-好きなこと=ブログ、です。

20161104 VIXX「Stop It Girl」が好き

音楽

 VIXXの「Stop It Girl」という曲が好きだ。

 

 2015年の秋にリリースされた正規アルバム(まあフルアルバムで曲がたくさん入っているよって認識でOKだと思う)「Chained Up」の4番目に収録されている曲だ。11月のリリースだから、今からほぼ1年前。

 

 このアルバムをちゃんと製品として買って、わくわくしたことを覚えている。

 ポスターがついてきたけど、持って帰るのが何だか気恥ずかしかった。

 私はポスターを貼る趣味はないので、早々に他人にあげてしまった。今も後悔はない。

 

 寒風が吹き荒れる冬の大学のキャンパスを、この曲を聴きながらひたすら歩いた記憶がある。懐かしいな。

 

 私にとって「冬」というイメージが重なるこのアルバムの、4番目にこの曲は入っている。 

 

 この曲はゆったりとしたテンポで優しいメロディだ。

 この曲は女の子への明るい気持ちと暗い気持ちが混ざりあっている曲だ。

 

 彼女が愛しいという気持ちと、それゆえに彼女の無防備な様子を恨めしく思う男心を歌っている。

 

 この曲を聞きながら、頭の中に浮かぶ和訳を考えるたびに、私の心はひりつく。

 なんという曲なのだろうと思う。

 

 この曲は、すごい。

 

 

 君が笑うと世の中の男が惚れちゃうから、そんな笑顔で笑いかけるなよ。

 なんでそんな男の知り合いが多いわけ?

 僕以外の男はオオカミだよ、気を付けなよ。

 僕だけを見てよ。

 

 

  そういう言葉がずっと続いていく。私はくらくらする。

 

 どうしてだろうなぁと思う。  

 私も誰かにそう言われたいから?確かに。一度でいいからそう言われてみたい。

 でもそれだけで好きになるわけじゃない。そういう「夢」のような歌詞はたくさんあるからだ。

 

 思うに、誰かに執着する、ということは人の大きな欲望であって、エゴがむき出しになって、誰もが冷静でいられないそういう感情が、私はとても興味深いのだと思う。

 

 人はいつも偽る。私も偽って何かを隠しながら生きている。悟られまいと、必死に隠して生きている。醜い自分を晒すのは嫌だ。でもそうなると結構つまらない。私は他人のそういう綺麗なところばかりを見ているとつまらなく思う。あなたは本当はそうじゃないでしょう?と邪推してしまう。もちろん建前や理性が大切なのはわかるけど、ずっと前から「みんな」はニコニコしながら実際は全然違うことを思っていて時には人を見下していたりして、そういう複雑さが私は苦手だった。

 だからストレートに、私はこういう人間なんです、って告白しているものが好きなのかもしれない。だからといって、それでいいかというと話は別だ。重ねて言うけど建前も理性も大事だ。

 

 この曲はエゴのかたまりだ。嫉妬心むき出しの曲だ。それをVIXXが歌うから憎い。こんなに柔らかく歌うから憎らしいと思う。ほんと、好きだ。

 

 こんなにさらりと彼らが歌うから、好きという気持ちの裏返しである憎らしい感情も、激情としては描かれていない。

 

「彼」にとって、

 

彼女が奔放で、誰にでも好かれていて、まぶしくて、だから惹かれて、

でも彼女は自分には振り向かないのではないか、別の男のところへ行ってしまうのではないか、どうか振り向いてよ、

 

みたいな感情は、「一時的」で「激しい」ものではなく、既に「日常」なんだと思った。だって曲調が荒々しくないもん。ずっとずっと思ってきたことなんだろうな、常なる感情なのだろうな。そう思うと、結構ぞっとする。やばい。くらくらする。

 

 

 だから私はこの曲が好き。

 ラブソングじゃありません。嫉妬の歌です。ジェラシーの曲です。

 

 

 個人的には、ケンちゃんにこの曲みたいな感じになってほしい。嫉妬に狂うケンちゃん。やばい。

 ホンビン推しだけど、ケンちゃんという人間がすごい興味深いから私。いや、本名のイ・ジェファンか。何故ホンビン推しなのかわからないくらい、ケンちゃんという人間が気になる。

 

 

 ということで「Stop It Girl」という曲が好きで、ケンちゃんがこういう感じになったらすごい好き、という話でした。

 

 でも、ホントさ、アイドルだって歌を歌うのであり、それは人間の感情を歌うということなのだから、色んな経験を歌声に乗せてほしい。だからアイドルやっていても、良い恋愛をしてほしい。バレたら私だって悲しくなるかもしれないけど、だって人間なんだから。