読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

祝福の日々

私-好きなこと=ブログ、です。

20160724 夢

 私には夢がない。

 将来やりたいことは?なりたいものは?そういう質問を苦手に感じた。なのでそう聞かれたら一般的にみんなが答えないような、頭がいい職業を答えていた。そうすれば、すごいね~と言ってもらえるからだ。嫌な奴だ。

 

 いつかのことだった。同い年のA子とB男と一緒に長い長い坂を登りながら、自分たちの将来について語ったことがあった。A子は言う。「もう私たちの年代で家庭を築くことも「ありうる」歳になったんだよ?どうしよう・・・・」それを皮切りに、私たちは身近で「早熟」な人たちの事例をどんどん挙げていく。ちなみに私の幼馴染はとうに結婚して子どもも授かった。仕事にこれから就くというタイミングでの妊娠。私の中でのずば抜けての「早熟」な事例。

 話が落ち着いたら、今度は将来の未来図について各々語る雰囲気になった。B男は言う。「子どもは男と女の2人。早く結婚して奥さんと子どもたちと一緒に幸せな家庭を築きたい。それが夢なんだ。」

 

 愕然とした。

 

 何に愕然としたのかわからないけれど、とにかく愕然とした。意味が分からなかった。夢?なんだそれ、と。

 

 お前そんなんでいいのかよ!という嘲笑と、お前すげーな?という尊敬、なのだろうか。

 

 話が逸れたけども、そういう「夢」も描けないのが私だった。そもそもこの先どうなっているのか、という思考が欠如している人間なのだ。自分がこの先生きているのか死んでいるのか、そういうことでさえ想像できない。想像しようと思わない。想像しても意味がない。そう思う。

 

 目標を持て。夢を持て。

 そういう言葉に傷ついていたのかもしれないな。目標を立てられない。夢を持てない。そういう自分はなんなのか?とずっと思っていた。その結果全然しっくりしない目標を掲げ人の願望を自分の夢にしていた。そういうのは、もう疲れた。

 資質通り、私はこれからますます「その場その場で生きる」というスタンスを磨いていこう。将来なりたいものなんか、ない。でも、それを後ろめたく思うのはもう止めだ。

 

 一般論は一般論であって、真理じゃないということに、きちんと気づかないとダメだ。一般的に大切にされている価値観に合わなかった時、それはその人の「個性」なのかもしれない。